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かなた望遠鏡で実験

広島大学かなた望遠鏡でIMONYの実験を実施しました。今回は観測中の天体が視野から逃げていかないよう追尾するセルフオートガイダー機能の試験です。

望遠鏡はもちろん地球の自転に合わせて天体を追尾していますが、その精度は有限です、また経緯台の焦点面では結像位置が光軸を中心に回転する性質もあります。そのため、視野の狭いIMONYではちょっとしたズレが大きく影響を受けてしまいます。IMONYシステムに組み込まれた自動ステージを測定中に自律的に動作させ、天体の結合位置をキープすることを目指しました。

佐藤さん(M2)に加え前城さん(B3)がフル参加、橋山さん(D2)が立ち上げを手伝い中森が途中からバントンタッチする布陣でした。雪や強風に見舞われ天候に恐ろしく恵まれず、試験ができないまま撤退かと思っていた矢先、最終日の明け方近くになんとか装置に光をいれる時間帯を作ることができました。

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